寄席囃子とは

出囃子とは文字通り演者が高座に登場する時に演奏する囃子であり、
間囃子とは曲芸や手品などの演技の伴奏に使う曲であります。
しかし、これは出囃子、この曲は間囃子というはっきりした区別はありません。
このような寄席の囃子は昔からたくさんの曲が伝えられておりますが、
また新しく作られた囃子もあります。
曲の内容はもともと寄席や見せ物小屋などで演奏されていた独特のものもありますが、
多くは歌舞伎の下座音楽、長唄、端唄、 はやり唄、義太夫などから取り入れられ、
それを寄席風にアレンジしたものであります。
現在は前座だけは「石段」と昔からのしきたりに習い演奏されます、
また、その人にふさわしい曲ということで自然に曲調によって格と いうものが決まっているようです。
但し、お正月の寄席だけは別で、決まった出囃子以外に新春らしい曲を選んで演奏することもあります。
何はともあれ、寄席の楽しい雰囲気を数々のお囃子で味わっていただけたら幸いであります。

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