石段
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前座でもトップに出る者の入り込みにこの出囃子が奏でられる。 |
ひるまま
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ちょっと、ひょうげたような旋律が変わっていて異色というべきであろう。 |
赤猫
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真打ち、前座には使わない。その中間の出囃子となっていた。 |
粋か不粋か
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何かと思えば大阪では、ごく普通に歌われている『十日戎』であった。 |
あんば
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別の出囃子の「おそずけ」を作り直したものといわれている。 |
白拍子 |
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だんじり
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二つ目クラス用の出囃子。前座、真打ち以外の人に適当に使うということであろう。 |
万歳
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地唄の中でも特にポピュラーなもので、通称『和蘭陀万歳』といわれるように、 |
さらしくずし
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地唄の「晒」の曲を変奏したもの、くずし、とは変奏曲の意味である。 |
藤娘
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歌舞伎所作事の長唄『藤娘』の一部を借用したもの。 |
猩々
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三下りの芝居を寄席の下座囃子に直したもの、 |
大拍子 |
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高砂丹前
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長唄の所作事『高砂丹前』の曲の一部、ヨセの合方を用いている。 |
藪入り
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東京でもよく使う割合にポピュラーな曲である。 |
せり
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芝居の「せり上り」の時の伴奏で出囃子にも用いる。 |
野崎
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桂春團治師匠の出囃子 |
じんじろ
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大鼓(おおかわ)の紐を締めきったのをカンカラと呼ぶ。 |
三下り鞨鼓
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桂 米朝師匠の出囃子 |
中の舞
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歌舞伎では上使の御入りなど荘重な気分を表す時、落語でも人物の出入りなどの下座囃子に使う。 |
廓丹前
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桂 文枝師匠の出囃子 |
拳の三味線
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拳にもジャン拳、安来拳、昭和拳と色々あるが、この曲は籐八拳用に作られたものである。 |
舟 行
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笑福亭松鶴師匠の出囃子 |
拳の三味線
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出だしは、ちょっと「おいとこそうだよ」の俗謡に似ている。 |
正札付
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林家染丸師匠の出囃子 |
拳の三味線
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口三味線の「トンレントンレントトレトトン……」が題名の代わりのようになっているポピュラーな曲である。 |
勧進帳
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露の五郎師匠の出囃子 |
Commented: 2021年5月9日 at 14:34()
英華先生、初めてコメントさせていただきます。
私は 寄席囃子が好きな関東者です。こちらの上方寄席囃子は お囃子が賑やかで楽しくて、勉強になります。
さて、一つご質問させていただきたいことがございます。
故 桂枝雀師匠の『幽霊の辻』をYouTubeで聴いておりましたら、後半23分あたりに、三味線の音楽(ハメものというのでしょうか。)が流れてます。
怖い雰囲気のする旋律ですが、出だしが長唄『四季の山姥』に似てるかなー?
何という曲なのかなぁ?と気になっております。
調べようも無く、こちらのwebに参りました。
上方寄席囃子を熟知していらっしゃる先生に教えて頂けましたら幸いです。
お忙しいところ、大変恐縮に存じますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。